あなたは本当の童話を知っているか!?「美女と野獣」





童話、それは母が子供に聞かせるであろう初めての芸術作品で子どもにもわかりやすく又大人でも楽しめる作品であることが大きな特徴としてあげられると思います。

今回はそんな中でも「美女と野獣」についてご紹介します。

美女と野獣

1740年にガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ(ヴィルヌーヴ夫人によりはじめに描かれた異類婚姻譚です。

そもそも異類婚姻譚とは?

異なる種族が結婚することを指し、神話、童話などに広く世界的に利用されています。

現在知られている美女と野獣は原版を短縮したジャンヌ=マリー・ルプランス・ド・ボーモン(ボーモン夫人)によるものです。

 

あらすじ

ヴィルヌーヴ版(Wikipedia引用)

3人の娘と3人の息子を持つ商人が、町からの帰り道にある屋敷に迷い込み、そこで体を温め料理にありつくというもてなしを受ける。

 

商人が、「ラ・ベル(フランス語で「美女」という意味の一般名詞)」と呼ばれている心の清い末娘がバラを欲しがっていたことを思い出し、庭に咲いていたバラを摘むと、彼の前に屋敷の主である野獣が現れ、「もてなしてやったのにバラを摘むとは何事だ」と言う。

そして野獣は娘を要求した。末娘は身代わりとして野獣のもとに赴き、野獣は娘に慇懃に求婚するが拒否される。

 

父親が床に臥せっていることを知ったラ・ベルの一時帰郷の申し出に、野獣は嘆きながらも許可を与える。ラ・ベルは一週間で戻ると約束をした。

2人の姉は里帰りした末娘から豪邸での生活を聞き、嫉妬して妹を引き止め、日限に間に合わないよう仕向ける。10日目の夜、ラ・ベルは野獣が死にかかっている夢を見、屋敷に戻った。

ラ・ベルは瀕死の野獣に再会し、「これで幸せに死ぬことができる」という野獣に「いいえあなたはわたしの夫になるのです」とラ・ベルが叫ぶと野獣は本来の姿に戻る。

 

ここからボーモン婦人版は話の最後に、王子を野獣に変えた妖女が再登場し、意地悪な二人の姉を石に変えるくだりが追加されます。

今では多くの派生作品があり、映画やドラマ、音楽やバレエなど様々な芸術作品に用いられています!