皆さんこんばんは、今回はアートの中でもエンタメに近いマンガについて。
鳥山明さんをご存知でしょうか?
Dr.スランプアラレちゃん
ドラゴンボールシリーズ
この二つはとくに有名な作品ですね。全世界でも発刊、放送されています。
そんなクールジャパンの一つの代表といえる鳥山明さんについてご紹介します。
鳥山明

画像元:https://anincline.com/toriyama-akira/
出身は愛知県。
裕福な家庭ではなかったのですが、夕食を食べられないようなときでも両親はワルツを楽しむような、柔らかな家庭で育ちます。
絵をかくのが昔から好きだったようで幼少期から絵を描くのが楽しみだったようです。
高校卒業後、デザイン会社にデザイナーとして就職するがうまくかみ合わず2年半で退職。
その日暮らしの生活が限界に近づいた時、喫茶店で少年マガジンの漫画家募集を目にする。
しかし、マガジンの締め切りに間に合わず週刊少年ジャンプへ応募する。
ここでは賞を逃してしまうが、すぐに次の作品を書き上げ投稿。
これがジャンプ編集者の目に留まり
「今は下手だが頑張ればなんとかなるかもしれないから、もっと送ってよ」
鳥山明はここからの生活を地獄と語ったこともあるほどの努力を重ねる。
一年で没にされる原稿が500ページにも及んだという。
その後、ジャンプでの読み切りを経て
1980年、あの有名なDr.スランプを連載開始。
鳥山明は努力家でありながらもめんどくさがり屋であり、連載当初のアラレちゃんは背が高く描かれているが、後半になるにつれ頭身が縮んでいった話も有名です。

画像元:
https://blogs.yahoo.co.jp/yutabo_14/16178771.html
アイディアが不足し、連載終了を編集に持ちかけた結果、3か月後に新連載を出すという約束の元Dr.スランプを連載終了した。
その3か月後
世界的大ヒットを収めたドラゴンボールがスタートした。
当初はアンケートも低迷しており、ブルマとのラブコメにしてはどうかという編集のアドバイスは
ラブコメが嫌いという理由で却下した。
作中でも主人公孫悟空との結婚をわずか1ページで終わらせたりしています。
天下一武道会を境に大ヒットし今に至る。
キャラクターがほぼ黒髪でベタ塗りが大変だというアシスタントの意見を受け取り
いつかベタ塗りを減らす約束をしたという
その約束を果たしたのがスーパーサイヤ人です。

画像元:
https://matome.naver.jp/m/odai/2136755205319806701
数々のインタビューでも面倒なことは嫌いだというような発言をしているが
2016年に発売されたジャンプ流では
「面倒だと言っているが努力はしている」
「誰でも簡単に漫画家になれるわけではないので勘違いしないでほしい」
と書かれていたこともある。
自分の努力は多く語らないが、後世に努力の必要さを伝える意思は素晴らしいものを感じますね。
今回は漫画家鳥山明さんのお話でした。
たくさんの裏話があったと思います。
何事もやり続けることは大切なことですね。