すべての人を魅了する!?”ミロのヴィーナス”

今回は、彫刻ミロのヴィーナスについてです。

ミロのヴィーナス

‭画像元:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AD%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9

ミロのヴィーナスは、紀元前130年ごろに活動していたアンティオキアのアレクサンドロスにより作られたといわれています。

しかし、アレキサンドロスの生涯はほとんどわかっていません。

ヴィーナスはギリシャ神話の愛と美と性の女神アフロディーテの像とされています。

アフロディーテは、天空神ウラヌスの男性器が前回のニケにも登場したクロノスにより切り落とされたときにまとわりついていた泡から生まれました。

アフロディーテに魅了された西風が彼女を複数の島へ連れていきます。

すると、運ばれた島には美と愛が生まれたとされています。

ミロはミロス島を指しギリシャのエーゲ海南西部に位置する島です。

高さ203㎝、大理石で作られています。

発見された当時は、碑文が刻まれた台座がありましたがルーヴル美術館に運ばれる際に紛失しています。

歴史的に価値のあるものなのでしっかり運んでほしかったですね・・・

なぜミロのヴィーナスはすべての人を魅了するのか?

それは全身のいたるところに黄金比が使われているからだといわれています。

しかし、東洋人と西洋人では黄金比、つまり美しいとおもう比率が違うといわれています。

中村 滋著の本「フィボナッチ数の小宇宙」に記載されています。

2001年に日本人を対象とし、どのような比率の四角形が好きかのグラフには日本人は縦横比が1.43の四角形が好まれるとされています。

この比率は白銀比に最も近いといわれています。


画像元:

‭https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%8A%80%E6%AF%94‬

しかし、ミロのヴィーナスは日本人をも魅了します。

それはなぜなのか。

ミロのヴィーナスは、体の部位によってモデルとした年齢が違うとされています。

・バスト20台代
・ウエスト30代
・ヒップ50代

当時は下着をつける習慣がなかったため、成長して垂れてしまう前の20代の胸回りに、胸は身長に対して小さめに作られ10代後半とされています。

ウエストはやせ型ではなく、肉付きがよくなり健康体であることが望ましいとされていました。

30代、ヒップも同じくです。

この年齢と部位が男性にとって美しいとされています。

以上の理由からミロのヴィーナスは全世界の人々を魅了し続けます。

人間が潜在的に美しいと思う定義はあまり変わらないのかもしれませんね。