ラファエロ・サンツィオのすべてを使った最大限の愛情の表現「小椅子の聖母」



「小椅子の聖母」

ラファエロ・サンツィオ

1513年から1514年ごろに描いた絵画です

幼児キリストを抱きしめる聖母マリアと、2人を敬虔な表情で見つめる幼児洗礼者聖ヨハネが描かれています

聖母を描く画家の本気

聖母の画家と呼ばれるほど聖母を描いていた

ラファエロ・サンツィオの中でもこの作品が群を抜き有名な作品です

この作品には様々な秘密、技法が用いられています。

普段からのモデル

ラファエロはこの絵を描くときに

ローマ街で見かけた親子をみつけすぐにスケッチしたそうです。

伝承レベルでのお話ですが普段から目を張っていたことは事実でしょう。

配色

聖母マリアは赤い服の上に青いマントで表現されますが

この作品では

緑のストールをかけています

中央から暖色から寒色に変化しています

イエスの服→オレンジ

聖母マリアの手→

聖母の服→

イエスのクッション→

中心部から色の変化があるため動きを見ることができ

また母の愛を温かみとして表現しているのかもしれません。

色の配色補色などは一瞥したイメージだけでなく

見るほどに深みを増すものです絵画だけでなく日常にも深く色を見るようにすると新しい発見ができると思います。