ゴーギャン『我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか』

今回は、我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのかという作品についてです。

ゴーギャンの絵画

『我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか』


画像元:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/我々はどこから来たのか_我々は何者か_我々はどこへ行くのか

この絵は人間の一生を表しています。

・右から人生の始まり

・中央が成年期を迎え

・左は、人生の終わり死

を表しています。

死期を表す後ろの青い人影は、超越者を表現していると言われ、タヒチ神話の創造神タアロアや月の女神ヒナと諸説が存在します。

また、老女の下に描かれている奇妙な白い鳥は、ことばがいかに無力かを物語っていると、のちにゴーギャンは語ります。

ゴーギャンはゴッホと共に暮らしていた話は有名ですが、二人のぶつかり合いは絶えず続き
1888年ゴッホの耳切り事件を境に楽園を求め、南太平洋のタヒチに渡ったゴーギャンですが貧困、病気に苦しみフランスに帰国します。

『包帯をした自画像』ゴッホ


画像元:http://www.art-library.com/gogh/img/gogh106.jpg

しかし、パリでも絵は売れず妻、愛人に見放され、帰る場所もなく再びタヒチに渡ります。

そこへ追い討ちをかけるように愛娘の訃報を受け取ります。

この絵を描き終えると自殺をする決意を元にこの絵に着手します。

完成後、服毒自殺を試みますが失敗し1901年に死去します。

ゴーギャンは

『これは今まで私が描いてきた絵画を凌ぐものではないかもしれない。だが、私にはこれ以上の作品は描くことはできず、好きな作品と言ってもいい』

まさに自らの人生を賭けた作品。

生きること、人生とはいったいどういうことなのか、人類最大にして解けることのない問題なのかもしれません。