印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション

今回は、現在福岡県立美術館で開催されている『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』に行ってきた際の感想です。

そして、今回バレル・コレクションに参加した際、来場者1万人目ということで、1万人記念セレモニーにも参加させていただきました!

そちらの方のお話もさせていただきます。

 

まず、バレル・コレクションとは、産業革命期にイギリスの海港都市として繁栄したグラスゴーという地に生まれ、海運業により莫大な富を築いたウィリアム・バレルが、古今東西各地に及ぶ多彩な美術作品を収集したものです。

彼が築きあげたバレル・コレクションは、その後1944年にグラスゴー市に寄贈されたものの、永らくイギリスのみでの公開でしたが、この世界屈指のコレクションが今回日本で初めて公開されることとなりました。

 

今回、日本で開催されているバレル・コレクションは、美術史における写実主義から印象派への流れをたどっています。海運王ウィリアム・バレルの夢が託された珠玉の作品の数々が展示されていました。

 

今回は2つの作品のみ写真撮影可能だったので、そちらを紹介したいと思います。

まず1つ目の作品が、

エドガー・ドガの『リハーサル』(1874年頃)という作品です。

フランスの画家ドガは、近代の都市生活を端麗な形、くすんだ色、引きつけるような構成で描きました。

 

この作品は、バレエのリハーサルに臨む若きダンサー達や、年老いた関係者たちの動と静を表現しています。

ダンスをしている人や奥で順番を待つ人、手前で座っている人や振付師の姿もあります。左の螺旋階段からはもう1人降りてきている姿も確認できます。

窓からの明かりで室内には陰影があり、壁や床の淡い褐色が揺らめいています。

衣装を透過する光や、生地や肌、髪に照らされている光すらも踊っているように見えますね。

 

そして2つ目の作品が、

ギュスターヴ・クールベの『マドモワゼル・オーブ・ドゥ・ラ・オルド』(1865年)という作品です。

 

この作品では夕日に沈みゆく海岸を背景に、当時の流行を着飾った女性が描かれています。

女性のギリシャ風の髪型や、夏らしさのある青いストライプ柄のドレスが、女性を美しさを引き立てていますね。

女性の透き通った眼差しや、ドレスの質感がかなり繊細に描かれています。

 

2つの作品を見て、ウィリアム・バレルが惹かれた理由がわかったような気がします。

そして、今回バレル・コレクションに訪れた際に、来場者1万人達成ということで、来場者1万人記念セレモニーにも参加させていただきました!

福岡県立美術館館長と共に記念撮影をしていただき、また記念品もいただきました。

その後作品を見て回った後に、毎日新聞社様とFBS福岡放送様にインタビューをしてもらい、作品を見ての感想等、拙い言葉ですがコメントもさせていただきました。

 

とても貴重な体験をさせていただき、且つ素晴らしい作品を拝見でき、充実した時間を過ごすことができました。

今回参加した『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』は福岡県にある「福岡県立美術館」で2018年12月9日まで開催されています。

日本初公開とのことなので、是非ご参加ください。