NIKEの由来!?”勝利の女神ニケ”

今回はサモトラケのニケについてです。

サモトラケのニケ


画像元:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/サモトラケのニケ

 

こちらはサモトラケという島から出土した彫刻です。

 

ギリシャ神話の勝利の女神『ニーケー』

日本語では伸ばしを発音せず、ニケとよばれる神です。

 

ニケは、ティーターン族のパラースとスクティユス(冥界の河)の子供とされています。

 

ティーターン族とは

全能の神ゼウスが率いるオリュンポス山の神々。

太古から存在する巨大な神々とされ、ゼウスの父クロノスもティーターン族であります。

 

ニケはオリュンポス側(ゼウス側)についたとされています。

主に戦いの神として有名な『アテナの随神』

つまり、アテナの護衛とされていますが、アテナの化身とされる場合もあります

 

ニケはローマ神話にも別の名前で登場します。

サモトラケのニケについてですが、出土した当時は胴体のみ。

その後、粉々の状態で見つかり118個にも分かれていたそうです。

 

今は、右翼上部は石膏で復元されています。

頭部はまだ見つかっておらず、不完全な状態ですが、現在はルーヴル美術館に保管されています。

古文書が一切見つからないため推察することしかできませんが、紀元前190年ごろに制作されたと考えられています。

通常の彫刻は大きな大理石から彫られることが多いですが、サモトラケのニケは別々の石を接合して作られていました。

頭部が見つかっていないからこその迫力があると思います。

 

ちなみにニケは、スポーツブランドNIKEの名前の元となっています。

ブランド名が勝利の女神。世界的に勝利しても納得です。