映画『ジョーカー』解説・評価 傑作といわれる理由とは?

今回は傑作といわれる映画『ジョーカー』の解説と評価について。

 

 

映画『ジョーカー』の芸術的なポスターについてはこちら↓

映画『ジョーカー』 芸術的なポスターの数々が意味するものとは?

10/08/2019

 

 

あらすじ

本当の悪は、人間の笑顔の中にある。

「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)。

 

都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィ―(ザジー・ビーツ)に密かな好意を抱いている。

 

笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気あふれる〈悪のカリスマ〉ジョーカーに変貌したのか?

 

切なくも衝撃の真実が明かされる!(HPより抜粋)

 

監督

今作を手がけた監督『トッド・フィリップス』は全米で大ヒットしたコメディ映画『ハングオーバー』の監督でもあります。

 

主演

今作の主人公であるアーサー・フレックを演じたのは『ホアキン・フェニックス』です。

実力派俳優ともいわれる彼の演技には度肝をぬかれます。

悲しみから湧き出る笑い、幸せを願う表情などからは凄まじい人間性を感じられます。

(役になりきるために20キロ減量したとか…)

 

警察が警戒態勢を取る!?

アメリカでは「映画を機に暴力を誘発する可能性がある」といわれており、映画館では警備を増やしているとのこと。

実際、2012年に『ダークナイト ライジング』を上映した映画館では、映画に影響されたとされる凄惨な銃乱射事件が起こっています。

そこの映画館では『ジョーカー』の上映が中止されています。

 

 

悪いのは僕か、それとも社会か?

幼い頃から抱えている「笑ってしまう病」だけでなく貧困な環境で育ったアーサー。

そんな状況にもかかわらず、普通の振る舞いを心がけて社会に溶け込んでいこうとします。

その慈悲と狂気を駆け巡る彼の姿にはなんとも言えません。

 

ニーチェ「ほとんどの道徳は卑怯だ。そこに疑いの余地はない。『善人』の問題は、その人たちはモンスターになりうるけれども、その状況にまだ陥ったことがないというだけ」

 

 

最後に

どんなことであろうと悪に染まるのはいけない。

しかし、いったい何を悪というのでしょうか?

自分の手で取った悪の仮面は、社会によって取らざるを得ない状況だとしたらそれでも彼自身を悪といえるのか?

 

悪のカリスマはいかにして生まれるのか…

そしてこれは悲劇といえるか喜劇といえるか…

 

ぜひ、その目で確かめてください。

 

 

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映画『ジョーカー』 芸術的なポスターの数々が意味するものとは?

10/08/2019