君は伝説の雑誌「Whole Erath Catalogue」を知っているか?

ホールアースカタログ

1968年、スチュアート・ブランドによって創刊されたヒッピー向けの雑誌。

名前の通り、地球上すべてのカタログであり、いまや伝説的雑誌とされています。

 

内容

本書は、私たちを消費を駆り立てるものではなく、地球上で自立するためのヒントを与えてくれます。

 

・Understanding Whole Systems(全体システムの理解)

・Shelter and Land Use(シェルターと土地の利用)

・Industry and Craft(産業と民芸)

・Communications(コミュニケーション)

・Community(コミュニティ)

・Nomadics(遊牧民族)

・Learning(学習)

 

このようなカテゴリーがあり、さまざまな物が紹介されています。

しかし、これらのカテゴリーを無条件に掲載しているわけではありません。

 

選定基準

1. Useful as a tool,(道具として役に立つこと)

2. Relevant to independent education,(自立教育への関連性)

3. High quality or low cost,(高品質、もしくは低価格)

4. Not already common knowledge,(まだ一般的でない知識)

5. Easily available by mail.(郵便で容易に入手)

 

本書のサブタイトルとして「Access to Tools and Ideas」を掲げています。

道具だけでなく、アイデアの入り口や通過点としての意味があります。

元々は「Access to Tools」だったが、インターネットに公開されるにあたってIdeasが追加されました。

 

「Stay hungry, Stay foolish」

かのスティーブ・ジョブズも愛読していました。

スタンフォード大学の卒業式スピーチで、この雑誌について触れています。

 

スチュアートと彼のチームはこのWhole Earth Catalogueの発行を何度か重ね、コースを一通り走り切ってしまうと最終号を出しました。それが70年代半ば、私はちょうど今の君たちと同じ年頃でした。

最終号の背表紙には、まだ朝早い田舎道の写真がありました。君が冒険の好きなタイプならヒッチハイクの途上で一度は出会う、そんな田舎道の写真です。写真の下にはこんな言葉が書かれていました。

 

Stay hungry. Stay foolish.

(ハングリーであれ。馬鹿であれ。)

 

それが断筆する彼らが最後に残した、お別れのメッセージでした。

それからというもの、私は常に自分自身そうありたいと願い続けてきました。そして今、卒業して新たな人生に踏み出す君たちに、それを願って止みません。

 

「Stay hungry. Stay foolish.」

私たちも貪欲にひたむき、時にはバカになる。

この精神を大切に生きていきたいものですね。

 

出典:Whole Earth Catalogue