抽象主義のアクション・ペインティング ジャクソン・ポロック

ジャクソン・ポロックは、20世紀のアメリカの画家です。

抽象主義の代表的な画家です。

ポロックの作風

彼の作風は抽象主義で、キャンバスを床に広げて、常にその周りを動き回りながら、大胆なドリッピング(筆やコテで塗料を滴らせる技法)とポーリング(流し込み技法)という技法を使いました。

これはアクション・ペインティングとも呼ばれました。アクション・ペインティングは自身で動きながら描くため、どの様な角度からでも描けるというのもポイントです。

彼は無意識的なイメージを重視するスタイルで、一見、単に絵の具をキャンバスに叩きつけているだけの様に見える描き方をしていますが、意識して絵の具の垂れる位置や角度や量も全てコントロールしていたのです。

彼の作品に共通しているのは、「大胆かつ繊細」ということです。

ポロックの混迷期と最期

ポロックはアメリカを代表する画家と呼ばれる様になり、数々の評価をされる度に、プレッシャーを感じており、アルコール依存症が再発してしまいます。

その結果、新しい作品を描けなくなり、混迷期に入りました。思い悩み、黒いエナメル色一色の作品を描いたり、具象的な絵を描いて見たり、結局、色彩豊かな抽象画に戻るなど、様々な模索を繰り返しました。

最期は飲酒運転が原因で事故死してしまいます。

死後も尚評価され続けており、回顧展がなんども開催されています。