ピカソを超えた!?岡本太郎の生涯

 

『芸術は爆発だ!』

 

今回は、先日展覧会の体験レポで取りあげた”岡本太郎”についてのおはなしです。

 

岡本 太郎(おかもとたろう)

画像元:https://matome.naver.jp/odai/2142251816058526401/2142252045461176103

 

1911年2月26日 – 1996年1月7日
日本の芸術家。
大阪の太陽の塔や、渋谷駅に設置された壁画「明日の神話」などが代表的な作品です。

 

岡本太郎は、芸術一家に生まれ、既存概念にとらわれる事がなく育ちました。

人間としての自由や権利を阻害する者、権威を振りかざす者、押さえつけようとする者には徹底的に反抗したようです。

このような反逆児ぶりは生涯貫いており、それが創作への影響にもなっていたようです。

 

岡本太郎の作品は油彩を中心とした平面作品だけにとどまらず、陶やブロンズ、コンクリートでの立体作品も数多くあります。特に有名なのは「太陽の塔」でしょう。

 

太陽の塔

画像元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E3%81%AE%E5%A1%94

 

その他にも、インダストリアル・デザインとして、タイトルロゴやキャラクターのデザイン等、幅広く手掛けています。
また、執筆活動も行っており、多才だったようです。

 

彼は、数々の名言を残してきたことでも有名です。

「職業は人間」「芸術は爆発だ」「芸術は呪術だ」「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」etc.

 

岡本太郎は、自身の著書『今日の芸術』の中で、「芸術はうまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」と記しています。

 

これは手先の巧さ、美しさ、心地よさは、芸術の本質とは全く関係がなく、むしろ不快感があり、見る者を強く引きつけ、圧倒することこそが”真の芸術”と説いています。

 

岡本太郎は自らの作品をガラス越しで展示されるのを嫌いました。

それはかつて、国立近代美術館で展示中だった『コントルポアン』を傷つけられたことがありました。

 

それ以降関係者がガラス越しでの展示を提案した際、岡本太郎は激怒しました。

「傷がつけば、俺が自ら直してやる」とまで言ったそうです。

 

渋谷駅に設置された『明日の神話 』も、電車の振動や往来する多数の乗降者、気温、湿度の変化をもろに受ける劣悪な環境でありながらも、何の防護措置も施されずに展示されることになりました。

 

明日の神話

画像元:http://kousin242.sakura.ne.jp/tanaka/eee/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E5%8F%B2/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E5%A4%AA%E9%83%8E%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1/5-%E6%98%8E%E6%97%A5%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1/

 

岡本太郎はこれほどの強いこだわりをもっていました。

だからこそ、そのこだわりが数々の作品を生み出してきた根源だと思います。

 

数々の作品から、岡本太郎の底から沸き立つ「情熱」を感じます。

どのような意味が込められているのか、全く解説されていないものも多々あるようで、それもまた魅力の1つだと思います。

岡本太郎の強い信念が、観る者を魅了しているのかもしれませんね。

 

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