スティーブ・ジョブズが愛した師匠、乙川弘文とは

Apple社の創設者スティーブ・ジョブズには乙川弘文という師匠がいました。

 

人物

乙川弘文(おとがわ こうぶん)

1938年 – 2002年

新潟県出身。アメリカで活躍した曹洞宗の僧侶。

 

ジョブズとのエピソード

出家

ジョブズは禅に傾倒するあまり、乙川氏に出家の申し出をします。しかし、乙川氏は「出家はしなくていい。事業の世界で仕事をしながらでもスピリチュアルな世界とつながり続けれる。」とアドバイスします。

 

悟り

ある日の真夜中、乙川弘文の自宅にやってきたジョブズ。真夜中であることとひどい服装、体臭から妻は家に入れなかった。そのため2人で出かけることに。開いていたバーに座るとジョブズはこう言います。「僕は悟りを得ました」すると乙川氏は「証拠を見せなさい」とひとこと。ジョブズは「今はない。今度見せる」と言って後日また会うことに。

1週間後、彼は裸足でやってきてこう言いました。「これが証拠だ」その手にあったのがコンピュータのチップだったといわれています。

そのチップが進化し、MacやiPhoneになったと考えるとすごい話です。

 

禅について

ジョブズは禅についてこう述べています。

「仏教、とくに日本の禅宗はすばらしく美的だと僕は思う。なかでも、京都にあるたくさんの庭園がすばらしい。その文化がかもし出すものに深く心を動かされる。これは禅宗から来るものだ。」

シンプルさを追求する禅の思想はジョブズにかなりの影響を与えたのではないでしょうか。