実は”病気”だった!?印象派の画家 ルノワール

画像元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%

 

ピエール=オーギュスト・ルノワールはフランスの印象派の画家です。

かの有名なモネピサロらとともに19世紀後半の印象派の中心的メンバーの1人でした。

しかし、後期から画風に変化があったため、ポスト印象派の一人としてあげられることもあります。

 

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ルノワールの画風

ルノワールの画風は印象派と言われるものです。

 

ルノワールは柔らかなタッチ優しい色使いが特徴です。

彼は風景画よりも人物画を得意としていました。

それにより、作品に出てくる全ての女性が、とても柔らかみがあり、美しい女性ばかりです。

肌の色使いも、触れた時の感触が想像できてしまうほどです。

 

後半には印象派を離れ、独自の暖かく幸福感のある作風になりました。

 

ルノワールは他の芸術家と異なり、常に幸福や人生における喜びを追求していました。

そんな彼だからこそ、親しみやすく暖かい作品を描くことができたのでしょう。

 

 

作品

ルノワールの代表的な作品を4点ご紹介します。

 

『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』1875年

 

『舟遊びをする人々の昼食』1876年

 

『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢』1880年

 

『二人の姉妹(テラスにて)』1881年

 

作品画像引用元:https://art-whitecanvas.com/renoir-works/amp/

ルノワールは病気だった?

ルノアールは実は関節リウマチを患っており、筆を支える力が十分でない手で絵を描き続けていました。

その結果、指先は曲がっていたのです。

この関節リウマチは、日常生活での動きがスムーズに行えず、動きが妨げられるような症状があります。

ルノワールはこの曲がった指先で筆を持ち、動きの妨げがある中で、柔らかなタッチと優しい色使いで明るく描いていました。

絵を観る限りでは、病気を患いながら描いていた苦労など全く感じられません。

 

彼は、手足が痺れた死の間際ですら筆をとっていました。

どんな状況でも描くことを諦めなかったのです。

 

 

ルノワールのモットー

ルノワールは人を愛し、人物画を描き続けました。

彼は世の中が醜いものばかりだから、飾る絵画は美しく、明るいものにしたいというモットーがあり、その美しく、明るい作品を描き続けました。

 

陰影等にも黒以外の色を使ったり、気を使っていたようです。

こういった感覚は技術だけでなく、理論を持っていないと成立しないもので、ルノワールは常に意識していたようです。

 

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