世界を熱狂させた日本人芸術家!?村上隆

今回は”村上隆”という人物について。

 

村上 隆(むらかみ たかし)

画像元:http://gallery-kaikaikiki.com/category/artists/takashi_murakami/

 

1962年2月1日生まれ、日本の現代美術家、ポップアーティスト、映画監督であり、有限会社カイカイキキ代表取締役。

元カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員教授。学位は博士号を取得(東京芸術大学)

 

現在、自らの作品制作を行うかたわら、芸術イベント『GEISAI』プロジェクトのチェアマンを務めたり、アーティスト集団『カイカイ・キキ(Kaikai Kiki)』を主宰し、若手アーティストのプロデュースを行うなどの活動を展開し続けています。

 

 

特徴

日本アニメのポップな作風に、日本画の浮世絵や琳派の構成に強く影響を受けている部分もあり、日本画のフラットさとオタク特有の文脈が織り交ぜられています。

 

アニメ、フィギュアなどいわゆるサブカルチャーであるオタク系のテーマを用いた作品が有名です。

 

アニメの美少女キャラをモチーフにした作品は、中原浩大の「ナディア」というアニメに影響を受けていると、本人も認めているようです。

 

 

経歴

生来のアニメ好きが高じて、高校卒業後にはアニメーターを志したようです。

アニメ監督の宮崎駿を尊敬していて、『未来少年コナン』や『ルパン三世 カリオストロの城』を観て影響を受け、アニメーションの仕事に就きたい考えていたようです。

しかし挫折してしまい、同じく以前から興味を持っていた日本画を習い、2浪の末、東京芸術大学に入学しました。

画像元:https://mikuriyan.hateblo.jp/entry/psychological-neoteny

 

1986年の卒業時には『横を向いた自画像』を製作し提出しました。

 

1988年に東京芸術大学大学院修士課程の修了制作が、首席ではなく次席だったため、日本画家への道を断念したようです。

 

1991年には、個展 『TAKASHI, TAMIYA』を開催しました。

ここで現代美術家としてデビューしました。

 

同年、ワシントン条約で取引規制された動物の皮で作ったランドセルを展示するといった「ランドセル・プロジェクト」を展開しました。

 

1993年、東京芸術大学大学院の美術研究科博士後期課程を修了したようです。

「美術における『意味の無意味の意味』をめぐって」と題した博士論文をもって、同大学の日本画科で初めての博士号取得者となりました。

 

1994年にはロックフェラー財団のACCグラントを得て、「PS1.ART PROJECT」の招待を受けてニューヨークに滞在していました。

 

1998年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校美術建築学部客員教授になりました。

 

2001年にアメリカのロサンゼルスで、展覧会『SUPER FLAT』展が開催され全米で話題となります。

 

同年、アート制作・映像制作や所属アーティストマネージメントなどを企画し、運営・販売等、芸術事業の総合商社「有限会社カイカイキキ」と起業しました。

また、事業部としてアニメーションスタジオ「STUDIO PONCOTAN(スタジオ ポンコタン)」を立ち上げます。

 

2005年、ニューヨークで個展 『リトルボーイ展』を開催しました。

自身の作品の他に、日本のオタクカルチャーや日本人アーティストの作品が展示され、またそのリトルボーイ展では「父親たる戦勝国アメリカに去勢され温室でぬくぬくと肥えつづけた怠慢な子供としての日本と、そうした環境ゆえに派生した奇形文化としてのオタク・カルチャー」、「それがゆえにオタク・カルチャーのきっかけはアメリカにもあるのだ」との考えが提示されたようです。

 

同年、PHS会社・ウィルコムのCMに出演。近年では、『ルイ・ヴィトン ミーツ ネオ・ジャポニズム』と題して、高級ファッションブランド、ルイ・ヴィトンをクライアントとするコラボレーション製品などを発表しています。

 

2006年「リトルボーイ展」の成果として芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞しました。

リトルボーイ展はキュレーターに送られる世界で唯一の賞であるニューヨークの美術館開催の展覧会です。

 

2007年、カニエ・ウエストのアルバム『グラジュエイション』のジャケットデザインを担当しました。

 

2008年米Time誌の”The World’s Most Influential People – The 2008 TIME 100″(世界で最も影響力のある100人-2008年度版)に選ばれました。

同年、GQ MEN OF THE YEAR 2008 を受賞しました。

 

2010年には、雑誌『SUPERFLAT』を創刊し、創刊号ではジェフ・クーンズとの特別対談や、村上隆、東浩紀、椹木野衣、黒瀬陽平、梅沢和木、藤城嘘、福嶋亮大、濱野智史らの記事が掲載される予定だったようです。(未刊行)

 

2016年、「村上隆の五百羅漢図展」の成果として平成27年度第66回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しました。

 

 

インスピレーション

村上隆の作品はどのように生まれているのか、一体何からインスピレーションをうけているのか

 

彼は基本、色や形は自分の過去の作品からインスピレーションを受けて描き始めるようですが、それ以外にも他の人の作品からインスピレーションを受け、自分なりに真似て描き始めるらしいです。

 

ですが、やはり基本は自分の過去作品をもとに描くようですね。

 

 

世界観

村上隆の”独特な世界観“は一体どういったものなのか。

 

それは、「オタク」特有の世界観を意識しているからです。

シンプル且つ少し偏った形で世界を見ているため、その視点からあのような、明るい中にもダークな雰囲気が表現されているようです。

 

村上隆の作品にはたくさんの人々の心に訴えかけているものがあり、芸術家また一人間としてだけでなく、様々な面から見た独自の体験を感じます。

 

そして、自分自身を作品自体に投影していると感じることもあります。

 

彼自身、毎日スタジオにいて、常に自分のベストを尽くそうと悪戦苦闘する日々だそうで、様々なことを深く考えて描くようです。

 

作品の価値についても考えているようで、芸術家自身の個性が完全にキャンバスに転移し、反映されている作品は、特に価値があるように感じているそうです。

 

ですが、またその難しさも理解しているからこそ、価値を感じるのだと思います。

 

最後に

日本を代表する芸術家である村上隆。

これからも常に躍進し続ける彼に目が離せません。